に・・・に・・・・あぅ・・・う・・・

北方校 Tくん

夏休み期間を利用して、九九を勉強することになった小学2年生のTくん。
さてさて、しっかりと覚えられるかなぁ・・・と心配で見守ることにしました。


「にいちが・・・いち・・・」「ににんがし・・・?」「にさんが・・・ろく!」

そうそう、その調子です。
声に出して、何度も繰り返すのです。
勉強というもの、特に基礎学力に直結するような計算や漢字、英単語の学習は繰り返して練習することが大切です。


スポーツなどでも同じだと思います。
基礎体力の充実や、野球なら素振りといった基礎鍛錬なくして上達はあり得ないと思います。


さてさて、Tくん・・・あれ?


「に・・・に・・・・あぅ・・・う・・・」

どうやら2×7が上手く言えずに、詰まってしまったようです。
でもTくんのすごいところは、言えてなくても答えがちゃんと出せているところ。
九九が順に2ずつ増えていることを、既に理解しているようです。
ちゃんと答えは14と書けます。エライ!


さぁ、先生と一緒にもう一度練習してみようね。「にしち、じゅうし!」
う〜ん・・・確かに言いにくいですよね(笑)


ところで余談ですが、7の読み方はいくつかあります。
「なな」は訓読み。音読みは「しち」です。
一説によると、「しち」は言いにくく、1(いち)と聞き間違いが起こることから、「なな」と発音することが多いとか。


ちなみに、「しち」を「ひち」と発音するのは方言だという説もあります。
この辺りだと、皆さん7月を「しちがつ」と言わずに「ひちがつ」って言いませんか?
自分たちが使っている言葉は、それが当たり前だと思ってしまいますよね。